高頭なおの日記です。


by nao-takatoh
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白杖。

視覚障害者の方が歩行の際に持っている白い杖を、白杖(はくじょう)というそうだ。

その道に慣れた方は、迷いなく歩く事が可能かもしれませんし、逆に慣れない道の場合は歩幅を短く、
白杖も動きが激しくなったりもするのでしょう。



幼稚園に行く途中。。。

平坦な道だと少々遠回り・・・なので、ショートカットして段差の激しい場所を幼稚園に向かって
歩いていました。

途中で、その白杖を持った、私の母と同じくらいの歳の女性がいて。。。

散歩がてらゆっくりと歩いているのか、それとも困っていたのか判断できず、一瞬は女性の横を
邪魔にならないように通り過ぎたんです。

でも、気になって、振り返ってみると・・・

足場のよくない道に、困っているように見え・・・

声をかけたんです。

恥ずかしながら、人生初です。

「お手伝いしましょうか?」って。

そうしたら、その女性の表情が明るくなってね・・・私の腕をつかんでもらい、歩くことになりました。

私の目的地を話すと「うちの子供も、同じ幼稚園に通っていたのよ」と。

その瞬間に、グッとその方との距離が縮まったような気がしたなぁ。

女性は「郵便局に行きたいんだけれど、車や自転車が多い幹線道路より、こっちの方が近いから」
と、教えてくれました。

ここ数年で、白杖を使うようになった・・・とも、教えてくれました。

幼稚園という共通の会話があったせいか、初めて会った人なのに歩いている途中、たくさんの
事も話せて。。。

幼稚園の前まで着くと、「もうここからは大丈夫!」と、さよならをしました。。。



ベビーカーを押していた頃は、それまで気付かなかった道の段差のあまりの多さに、ビックリ
したものです。

道路を掘り起こす工事が周期的に行われているけれど、「仕上げの時は、つなぎ目が出来るだけ
少なくなるようにしてほしいなぁ・・・」と、思ったりもしました。

今回、このような経験をして、また過去の思いが蘇ってきたりもして・・・

私の文面で、もし語弊があるとしたら、それは指摘してください。

自分が親切でサポートしようと思っても、それが押し付けになってしまうことだってあると思うん
ですよね。

ケースバイケースなのでしょうが、もう41なんだし、このようなシチュエーションの時、自然に
行動できる器の人間になりたい・・・と、思った日でした。。。
by nao-takatoh | 2010-01-28 13:51