高頭なおの日記です。


by nao-takatoh
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美術館 de ミロ。。。

川越市立美術館。。。
美術館 de ミロ。。。_d0056881_2134580.jpg

さすが、小江戸・川越・・・蔵のまち。
美術館 de ミロ。。。_d0056881_21342746.jpg

美術館も和風で、雰囲気ある~!

ここで11日(日)まで開催されているのが・・・

「スペインの巨匠 ミロ 色踊る版画」展。。。
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ルノアールやモネ・ゴッホのような印象派と対角の位置にあると思うのね。

「見て理解する」作品・・・というよりも、「見て考える」作品だと思うから。。。

例えば・・・

モネの睡蓮・・・まさに、THE 睡蓮が描かれているでしょ?

しかし、ミロの場合・・・

自由・創造という言葉がピッタリ。
美術館 de ミロ。。。_d0056881_2137628.jpg

パンフレットにあった作品・・・タイトルは「月の前の女と犬」。

タイトルと照らし合わせながら見ると、そう見える。

が、しか~し!

多くの作品は、見る者のイマジネーションを働かせ、自分の頭の中で格闘するのだ。

まるで、アーティストが「分かるかな~?」って挑んできているかのようなね。。。

照らし合わせようとすると、頭から汗が出てきそうなくらい、挑まれているのね。。。


他に印象的なタイトルで「中華街」という作品があった。。。

私は、安易にまず、横浜の中華街のような街のイメージを頭に思い浮かべる。

でも・・・

作品には、通りらしきものやお店らしきものが、描かれていないような・・・

どんなに「中華街・・・中華街・・・」って、頭に入れながら見ても、そこには創造力の世界が
広がっていて、完敗。。。

だから、絵って素晴らしい。。。

頭が固い私は、絵を描くのが大の苦手。。。

「こう描かなきゃいけない」という、固定概念が拭えないから。。。

しかし、柔軟性のある人は、いろいろな表現方法で縛られることなく自由に描ける。。。

だから、私は人の絵を見るのがたまらなく好きなのだ。。。

油絵だけではなく、版画・陶芸・彫刻・壁画・・・様々なジャンルに取り組んだ、スペインの
芸術家「ジョアン・ミロ」。

色彩の大胆さと、彼の挑戦状を受け取りに、お出かけしてみては?
by nao-takatoh | 2011-12-04 21:37